新車のオイル交換のタイミングはいつ?

新車を買うと、どこにドライブに行こうかとわくわくする方も多いでしょう。買ったばかりの新しい車ではありますが、だからといってメンテナンスを怠るのはよくありません。
特にオイル交換は重要なメンテナンスの一つですが、新車だとタイミングがよくわからないということもあります。そこで今回は、新車のオイル交換のタイミングとちょっとした豆知識を紹介していきます。

新車とはいえエンジンオイルは汚れる

新車だからメンテナンスはしなくても大丈夫、と思っているのは間違いです。車は新しくても古くても、メンテナンスが必要です。
特にエンジンオイルは、エンジンが動いていても動いていなくても劣化し、汚れていきます。そのため定期的なオイルメンテナンスをしなければなりません。

「納車されたら早めのオイル交換」と言われる理由

「新車を買ったら早めにオイル交換した方がいい」と聞いたことがあるかもしれません。何十年も昔からよく言われている言葉ですが、それはなぜなのでしょう。それには2つの理由がありますので、ここで紹介します。

慣らし運転をする必要があるから

新車は急な運転をすると壊れてしまうため、一定期間は慣らし運転をして機械のウォーミングアップを行うべき、とよく言われていました。
最近の車はそうでもないですが、古い車は慣らし運転の期間中は特にエンジンオイルが汚れやすいという点も、理由として挙げられます。

エンジン内部に金属片や汚れが溜まりやすいから

組まれたばかりの新車のエンジンは、動かすと金属のバリが取れてエンジンオイルが汚れる、というのも理由の一つです。
最近の車は部品の精度も上がっているので昔の車と比較すると金属片は出にくくなってはいますが、それでも出ることには変わらないので、早めにオイル交換をするのが安心と言えます。

新車のオイル交換はいつ行うのがベスト?

それでは新車のオイル交換の具体的なタイミングはいつになるでしょう。2つの時期を例に挙げて紹介していきます。

1,000km走行時

以前より1,000km程度走ると、慣らし運転が終わる時期と言われています。慣らし運転が終わったタイミングは、オイル交換に適しているとされています。

半年経過時

最近の車は部品の精度が上がっているとお伝えしましたが、エンジンオイルは半年に1回程度のスパンで交換することが推奨されています。
理由については後述しますが、半年だと新車6ヶ月点検の時期でもありますので、点検と一緒に交換してもらえるちょうどいい時期と言えるでしょう。

新車のオイル交換をしてもらうタイミングは?

それではオイル交換はどのタイミングで行えばよいのでしょうか。ここでは、2つのタイミングを例に挙げて紹介します。

新車1ヶ月点検のタイミング

新車には、新車1ヶ月と6ヶ月点検という2つの点検がメーカーから無料で行われます。
あくまでも時期の目安として記載されていますが、1ヶ月もしくは1,000km走行、6ヶ月もしくは5,000km走行という形で距離での目安も示されています。
前述の慣らし運転のこともありますので、新車1ヶ月点検というのがちょうどよいタイミングとなるでしょう。

点検時期からずれてしまった場合は?

新車を購入したが、それほど距離を乗っていないという方もいるかと思います。あまり車に乗らないと、点検時期と走行距離がずれて到達するということも起こり得ますが、どうすればよいでしょうか。
この場合、走行距離に関係なく経過した時間でオイル交換をする、距離でオイル交換のタイミングとする、といった2つの方法があります。
どちらも考え方としては間違っていませんが、点検のタイミングでオイル交換をすれば、手間が省けるのは確実です。

オイル交換はどこでする?

ここまで、新車のオイル交換時期を説明しました。では、どこでオイル交換をすればよいのでしょう。
新車点検と同時にオイル交換をしてもらうのであれば、車を購入したカーディーラーや整備工場(カーショップ)でするのが最も効率的ではあります。
点検時期からずれてオイル交換をするのであれば、ディーラー以外の選択肢もあります。洗車や給油のついでなどに行ってもらえるため、手間がかからないのがガソリンスタンドです。
ガソリンスタンドで取り扱っているオイルは高性能ですので、オイル交換をしてもらう場所として検討してもよいでしょう。

(参考)車のオイル交換のタイミング

最後に、新車購入直後以降にオイル交換をする適切なタイミングについて紹介します。

基本は1年1万km

一般的な国産車の場合、エンジンオイルの交換は1年もしくは1万kmと記載されています。基本的にはこのペースを守れば問題ありません。

シビアコンディションでの使用時は要注意

街中での運転が多い、短時間の運転が多い、山道などエンジンに負荷のかかる道路をよく走る、という場合はシビアコンディションに該当します。
車にとって過酷な状況下での運用ということになり、買い物などで車を使っている方はこちらに該当することがほとんどです。
シビアコンディションの場合は、メーカー指定の半分の半年もしくは5,000kmがオイル交換時期の目安となりますので、覚えておきましょう。

エンジンオイルは車の血液、早め早めに交換しよう

車にとってのエンジンオイルは、人間の血液と同じです。新車だからとオイル交換を先延ばしにするのではなく、適切なタイミングで交換するように心がけましょう。

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