雨の中車に乗り込む男性

車内が雨で濡れた時、そのままにしても大丈夫?対処法を紹介

雨が降っている日に車の乗り降りをすると、どうしても車内が濡れてしまいます。シートなど車内の部品が濡れたとしても、面倒だからとそのまま拭かないでおく、という方も少なくはありません。
実際のところ、車内を濡れたままにしておくとどのようなことが起こるのでしょうか。本記事では対処法もあわせてご紹介します。

雨天時は車内も濡れる

雨の中車に乗り込む男女

雨の日は、いくら気をつけていても車に乗り込む時にドアの内張も濡れますし、濡れた傘を車内に入れることで内装部品だけでなくフロアマットやシートまで濡れてしまいます。
どうしても自分自身が濡れないように気をつけてしまいますので、その代わりに車が濡れてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

雨には大気中の不純物も混ざっている

雨に濡れる車

皆さんは雨水についてどのようなイメージを持たれているでしょうか。水道水と同じようにきれいなイメージを持っているかもしれません。しかし、雨水は大気中のホコリなど不純物を多く含んでいます。
車から出る排気ガスや工場の煙なども含んでいるため、お世辞にもきれいな水とは言えません。そのため、不純物が車内の部品に付着してしまう、ということになります。

雨で濡れた車内を放置したらどうなる?

シミが付いた車のシート

雨には不純物が混ざっているから、と思っていても、車内の掃除はついつい忘れがちになってしまうものです。ここでは、車内の部品などが雨で濡れたまま放置してしまったらどうなるのか見ていきます。

シミができる

車内の部品に限らず、雨で濡れたまま放置してしまうとシミができてしまいます。特に車内の場合はプラスチックや革といったデリケートな部品を使っていることが多いので、雨によるシミが目立ってしまいがちです。
この原因は雨に含まれる不純物によるもので、最悪の場合は汚れが落ちなくなってしまうこともあります。
また、車のシートは一部を除いて防水や撥水の機能ない布地のシートを採用しています。水分が染み込みやすくなっているので、注意が必要です。
SUVのような防水仕様であっても、座面と背もたれの間は水分が溜まりやすくなっているので気をつけましょう。

ニオイがつく

梅雨時などに、洗濯物を室内で干しているとイヤなニオイが残ってしまった、という経験をしたことがある方も多いでしょう。車内も濡れたまま放置してしまうと雑菌が繁殖してイヤなニオイを発することがあります。

車内が雨で濡れたら行うべきことは

車のシートを拭く

車内が雨で濡れたら、前述した通りシミができたりイヤなニオイが出たりする可能性があります。それでは、どうすればこれらが起こらなくなるのでしょうか。ここでは3つの対処法をご紹介します。

すぐに拭く

特に内装部品は濡れたまま放置するとシミになりやすいので、濡れてしまったらすぐに水滴を拭き取ることをおすすめします。
車内に拭き上げ用のタオルなどを常備しておくのが最適ですが、ない場合はハンカチやティッシュなどでも代用可能です。

晴れた日に乾燥させる

水滴を拭き取ってもなかなか乾かないシートやフロアマットなどは、晴れた日に乾燥させることでイヤなニオイが発生しにくくなります。
シートを外すことは難しいので、ドアを開けて換気をしながら乾かしましょう。フロアマットは外して風通しの良いところに干しておけますので、定期的に水洗いをして干すときれいな状態を保てます。

車内を掃除する

紹介した2つの方法を実践しても、シミが残ってしまったりニオイが出てしまったりしてしまうことがあります。そうなった場合は、入念に車内を掃除してください。
水拭きをして乾拭きをする、ニオイを消すためにスプレーをすると良いでしょう。

濡れた車内を掃除する際の注意点

マイクロファイバーの雑巾

車内が濡れてしまったら、基本的には乾拭きをすることでシミやニオイの発生を抑えることができます。ここでは車内を掃除する際の注意点を紹介します。

きれいな布で拭く

汚れた雑巾などで車内を拭くと、汚れが余計についてしまいます。車内を拭く時はきれいな布、可能であれば吸水性の高いマイクロファイバーを使うことをおすすめします。
カー用品店などで購入できますので、用意しておくと良いでしょう。

拭き方

マイクロファイバーでシートを拭く時に注意したいのが、拭き方です。ついゴシゴシとこすってしまいたくなりますが、こするとシートの布地が毛羽立ってしまいます。
特にシートを拭く際はトントンと叩くように拭くように心がけましょう。

シミやニオイが残ってしまったら?

車内が臭う女性

濡れた直後やちょっと時間が経った後に水滴を拭き取ったとしても、シミやニオイが残ってしまう場合があります。
そういった場合は、カー用品店などに売っている内装用のクリーナーを使って対処できるか試してみましょう。
それでもニオイやシミが落ちなかった場合は、車内清掃を行っているプロの業者に頼んできれいにしてもらうことをおすすめします。

車内清掃はどこに頼む?

車内清掃

車内の部品やシートなどに汚れやシミがついて残ってしまった時はプロに頼もうと思いますが、どこに頼めば良いのか悩むかもしれません。
車内の掃除を請け負っているところはカーディーラーや専門の掃除業者などがありますが、皆さんが日頃利用しているガソリンスタンドでも依頼することができます。
ガソリンスタンドは給油や洗車をするところ、と言うイメージが強いですが、車の整備や車内の掃除まで幅広く請け負っています。

ガソリンスタンドに車の清掃をお願いしよう

雨に濡れていなくても、ガソリンスタンドなら日頃の使い方で汚れてしまった車内の清掃をお願いできます。自分ではなかなかできないところもきれいに仕上げてくれますので、車内の汚れが気になったらガソリンスタンドにお願いするのも良いでしょう。

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