車をキレイな状態に保ち続けるために検討したいのが、カーコーティングです。コーティングと聞くと、お店に頼んで施工してもらうものだとイメージする方が多いかもしれません。
実はコーティングには種類があり、ガラスコーティングが主流でしたがセラミックコーティングというものも出てきました。
そこで今記事では、セラミックコーティングとガラスコーティングの違いや、コーティングの種類など基礎的なことを確認していきます。
コーティングには種類がある
コーティングは実は奥が深いものというのはご存じでしょうか。自宅でできる簡易的なものから専門の技術を持ったお店で施工してもらうものまでさまざまです。
さらにコーティングを施工する際にも油脂系やシリコン系、ガラス、セラミックなど素材を選ぶ必要もある、多種多様のラインナップとなっています。
中でも今記事ではガラスとセラミックにフォーカスを当てて見ていくこととします。
ガラスコーティングとは
それではコーティングの特徴について確認していきしょう。ここではガラスコーティングとはどのようなものなのか見ていきます。
特徴
ガラスコーティングは車の塗装面にガラス素材でできた膜を形成させることを指します。車の窓ガラスやご自宅のガラスなどでイメージしやすいかと思いますが、透明感と光沢をボディに印象付けることができます。
メリット
ガラスコーティングのメリットは「水弾き」「光沢」「ボディの保護」などが挙げられます。ガラスコーティングを施工することで汚れ落としや拭き上げといった洗車の作業が効率的になります。
デメリット
ガラスコーティングのデメリットを挙げるのなら、少なくとも5万円〜10万円以上の費用がかかることや、コーティングの効果の持続が3〜5年しか続かないという点です。
また、メンテナンスをしないと水弾きも悪くなります。
セラミックコーティングとは
次に最近注目され始めているセラミックコーティングについて確認していきましょう。聞いたことはあるけれどどういったものなのかわからないという方は、要チェックです。
特徴
大きな特徴として、金属や酸素、窒素、炭素の化合物を主成分としていることが挙げられます。これにより、さらに強固な皮膜を形成することができ、高い耐久性を誇ります。
メリット
セラミックコーティングの最大のメリットはコーティングの効果に現れます。分厚い皮膜を形成することで、コーティングが5〜7年といった長期間にわたって効果を持続することが可能です。またコーティングの層が厚いためより光沢感を感じることができます。
デメリット
セラミックコーティングの最大のデメリットは、施工にかかる費用が高額であるということです。耐久性に優れた素材を使用している最新鋭のコーティングなので、施工費用も20〜30万円が相場となっています。
また施工できるお店が少ないということもマイナスポイントとして挙げられます。
セラミックコーティングとガラスコーティングの違いを徹底比較
セラミックとガラス、それぞれの特徴とメリットデメリットを確認したところで、どのような違いがあるのかということをまとめてみましょう。
コーティングの持続性
ガラスコーティングの3〜5年に対してセラミックコーティングには5〜7年なので、約1.4倍も持続期間が変わります。
費用感
セラミックコーティングはガラスコーティングの2倍以上の費用がかかるため、初期投資の費用がかさみます。しかし、セラミックコーティングの皮膜とガラスコーティングの皮膜を比較した際は、セラミックの方の皮膜が非常に厚いため塗装の保護効果が高いと言えます。
施工できるお店の数
セラミックコーティングができるお店が少ないため、お店探しから車を預けて引き取りに行く手間がかかります。地域によっては、近所に施工店がなく隣の市や隣県まで行かなければならない事態が起こるかもしれません。
カーコーティングはどこに頼むのがいいの？
車のコーティングはコーティング専門店だけでなく、ディーラーや整備工場、カー用品店など車にまつわるサービスを提供しているお店に依頼することができます。
お店によってコーティングの種類や効果、費用も変わりますので、きちんと比較検討しましょう。
また最近はガソリンスタンドでもコーティングの施工ができるところも増えています。
ガソリンスタンドにコーティングのイメージがないかもしれませんが、しっかりと講習を受けたスタッフが対応するので仕上がりに満足できることでしょう。
コーティングで迷ったら身近なお店に相談してみよう！
車を購入してコーティングを検討しているのであれば複数のお店を比較検討するのがベストな方法ですが、納得できない点やわからない点が出てくるかもしれません。
そういった時には、最寄りのガソリンスタンドに給油や洗車のついでに相談して教えてもらうのも一つの方法です。
