新車であれ中古車であれ、せっかく買った愛車ですから、いつまでも傷のない綺麗な状態で乗り続けたいものです。
しかし、公道を走行したり出先の駐車場に停めたりするので、傷がつかないという保証はありません。そのため、傷をつけないような努力をすることが大切です。
今記事では、愛車を傷から守るための方法と、購入したときの輝きを維持する方法を紹介します。
愛車を傷から守るにはどうすればいい?
まず、愛車を傷から守るにはどうすればいいのかということについて考えてみましょう。車を保管しているときと出先での2つの対応について、見ていきたいと思います。
傷がつかない場所に保管する
車を乗っていないときは駐車場に車を置いておきますが、屋外に置いていたら野良猫に引っかかれてしまったりイタズラをされてしまったりする可能性も十分にあります。そのため、車を保管する際は傷がつかない場所、可能であれば危険性が限りなく低くなる屋内に保管するのが最善策です。
出先で駐車する場合は場所に気をつける
ドライブや買い物などで車を使っている場合、休憩などで車を停める際には少しでも車を傷つけられないようにする工夫が必要です。
その工夫とは、「駐車をする場所を考える」ことです。多少不便であっても他の車が来ないような場所に車を停めるといった方法を取れば、傷つけられる可能性は多少ですが低くなるでしょう。
愛車が傷ついてしまったらどうする?
もし仮に愛車に傷がついてしまったらどうすればいいのでしょう。自分でつけてしまった傷であっても他人につけられた傷であっても、ショックなことには変わりありません。
その際の3つの対処法について、確認していきます。
修理する
傷がついたら基本的には人間と違い自然治癒はしません。そのため、お店などに車を持ち込んで修理をすることになるでしょう。
傷の度合いによっては鈑金修理が必要となり、車に長期間乗ることができなくなる可能性があります。
磨く
ちょっとした薄い線傷であれば、コンパウンドなどで優しく磨くことで傷を消すことができるかもしれません。磨きの作業については自分ですることは十分に可能です。
その際気をつけたいのが、磨くときに「円を描かない」ことです。円を描いて磨くと磨き傷が目立ってしまい、逆効果になることもあります。
コーティングをする
これは車を磨くという行為に付随することになりますが、傷がついてもすぐに消せる、あるいは傷つきにくくなるようにボディコーティングをかけるというのも一つの方法です。
自宅で行う簡易的なコーティングではなく、業者に頼んで行うプロのコーティングがよりおすすめです。たとえばガラスコーティングを行った場合、塗装面にコーティング皮膜を乗せることができるので、車が綺麗になるだけでなく、薄い傷がついても落としやすくなるでしょう。
ボディコーティングをすると得られる効果とは
ボディコーティングをすると傷がつきにくくなると説明しましたが、ボディコーティングをすることによる効果について深掘りしていきましょう。
ボディの塗装面の保護
ボディコーティングの大きな目的は、「塗装面の保護」です。傷だけでなく紫外線からも塗装面を守ることができます。
ボディを綺麗な状態に保つ
コーティングの2つ目の効果は、「防汚性」です。たとえ汚れたとしても多少の汚れであれば水洗いでサッと落とすこともできます。
塗装面の保護との合わせ技で、車を購入したときの綺麗さを長期間保つことができます。
傷がつきにくくなる
最後の効果は、コーティング皮膜による傷の保護です。ちょっとした薄い傷であればコーティングの層だけで済むことが多く、コーティングの再施工や磨きだけで傷をなくすことが可能となります。
カーコーティングはどこでやってもらう?
コーティングの効果がわかったところで、どこでコーティングをしてもらうか悩む方もいるかもしれません。ここでは、コーティングを頼める主な場所を3つ紹介します。
ディーラー
車を購入したディーラーであれば、コーティングを施工してもらうことが可能です。新車でも中古車でも依頼することができるでしょう。
専門店
巷にはコーティングを専業として行っている専門店があります。お店によってコーティングの質や料金、効果が異なるので、比較検討したうえで依頼するといいでしょう。
ガソリンスタンド
最も身近なところで、ガソリンスタンドでもコーティングを頼める場所もあります。大規模なスタンドであれば敷地内に専用のブースがあったり研修を受けたスタッフが常駐していたりする場合があります。
車を傷から守りたいならコーティングをしよう
綺麗にしている愛車に傷がついたり塗装面が汚れていったりすると、悲しいものです。コーティングをかけることでこれらを予防することができるので、一度検討してみるのはいかがでしょうか。