愛車をキレイな状態で保つためにカーコーティングを施工している、という方も多でしょう。しかし、カーコーティングをすれば終わりではなく、しっかりとメンテナンスをしないと効果も次第と弱くなっていってしまいます。
そこで本記事では、カーコーティング後の正しいメンテナンスの方法と、コーティング施工車にしてはいけないことなど、コーティング後に関する知識を紹介します。
カーコーティングしたら終わりだと思っていませんか？
コーティングをかけた後、もう何もしなくても安心だと思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、カーコーティング後はノーメンテナンスということはなく、定期的なメンテナンスをしないと高額な費用をかけて施工したコーティングの費用が無駄になってしまうこともありえます。
そのため、しっかりとメンテナンスをしてあげることが必要です。
カーコーティングにメンテナンスが必要になる時の3つの理由
それでは、カーコーティング後にメンテナンスをしてあげる必要があると判断できるタイミングを3つ紹介します。ここで紹介する事例に当てはまったら、洗車に加えてメンテナンスをしましょう
水弾きが悪くなった
多くのカーコーティングには撥水効果が見込めます。コーティング施工面が劣化してくるとまず出てくるのが、水弾きをしにくくなるという症状です。この症状が出始めたら、メンテナンスを検討しましょう。
水垢などの汚れがこびりついてきた
車は屋外で使用するものなので、だんだんと汚れていきます。水洗いやシャンプー洗車で落としきれない水垢や油汚れなどが、少しずつボディの表面に付着していくことになります。
そうなった場合はメンテナンスをすることで、コーティングを施工した時のキレイな状態に戻るでしょう。
塗装面がくすんで見えてきた
カーコーティングは、ボディの塗装面に厚い被膜を形成させることでボディをキレイな状態に保つことができます。
その皮膜が洗車等によってできる小傷などが原因で、光沢が損なわれたりくすんで見えてきたりします。そうなった場合はメンテナンスでコーティング皮膜を整えてあげることが必要です。
カーコーティング後に定期的に行う2つのメンテナンス
それでは、自宅で行えるカーコーティング施工車のメンテナンス方法について2つご紹介します。いずれもそれほど難しくない作業ですので実践してみましょう。
1．こまめな洗車
車のメンテナンスにおける基本中の基本は洗車です。洗車をすることでボディの状態を把握できるだけでなく、コーティング施工面を最適な状態に保つことができます。
毎日のように洗うのは難しいかと思いますので、少なくとも1ヶ月に1回は洗車をしてあげるようにしましょう。
2．専用クリーナーでコーティング面を整える
洗車で落としきれない水垢や油汚れなどは、コーティング専用のシャンプーやクリーナーを使ってキレイにしてください。
コーティングをお店に頼んで施工してもらった場合は専用のクリーナーなどを渡されることもありますので、それを使って定期的にメンテナンスしてコーティングの表面を整えてあげましょう。
カーコーティング施工車にしてはいけないこととは
コーティングをかけた車には注意点があります。ここでは、4つの点について解説します。
井戸水での洗車
住んでいる地域やコイン洗車場によっては、井戸水を洗車用の水として用意しているところがあります。井戸水は、水道水とは違いミネラルが豊富に含まれているため塗装面にこびりついてしまいます。
できるだけ井戸水での洗車は控えたほうが安心です。
洗車後の水滴を放置する
洗車をしたら、ボディについた水滴をしっかりと吹き上げましょう。
そのまま放置すると太陽光などが当たった際に水垢になるだけでなく、水道水であってもミネラル分によってイオンデポジットになってしまう可能性があります。
コンパウンドでワックスがけをしてしまう
コーティングの中にはワックスがけOKというものもあります。しかし、かけるワックスによってはコーティングの成分を削り落としてしまう可能性があります。
ワックスを購入する際、コンパウンドが入ったものを買わないようにしましょう。
洗車をしない
何回か説明した通り、洗車はコーティング後の基本的なメンテナンスです。コーティングをかけたからといって洗車をしないのはコーティングにもボディにも良くありませんので、定期的な洗車を心がけましょう。
お店にメンテナンスは頼める？
施工したコーティングのメニューにより、施工店舗などでコーティングメンテナンスをしてくれるお店があります。その場合は基本的に有料（費用は数千円から1万円台が相場）とはなりますが、依頼できるか確認してみるといいでしょう。
カーコーティングをかけた後こそ定期的なメンテナンスをしよう
カーコーティングはあくまでも施工後の洗車の負担を軽減するものと考え、定期的に車を洗うなどのメンテナンスをするように心がけましょう。
コーティングメニューによっては1年に1回定期点検を行ってもらえるものもありますので、施工店舗に確認してみてください。コーティングの相談時にメンテナンスの有無を確認しておくと、安心です。
