家族と手洗い洗車

車のメンテナンスはどこまで自分でできる?自宅で行えるメンテナンス方法について

車を保有していたら必ず行わなければならないのが「メンテナンス」。一言でメンテナンスといっても幅が広く、自宅でもできる簡単なメンテナンスから本格的な整備まで多種多様です。メンテナンスによっては軽度でそこまで専門性が高くないものもありますので、ちょっとした用意をしておけば自宅でも気軽にできます。そこで今記事では、自宅で行えるメンテナンスについて紹介し、プロに任せるべきものまでを解説していきます。

自宅でメンテナンスを行うにはどうする?

ガレージの車

はじめに、自宅で愛車のメンテナンスを行う際に必要な準備について確認をしていきましょう。ここでは「確認」と「確保」、そして「準備」の3項目を紹介します。

車の取扱説明書を確認する

まずは、車に付属している取扱説明書を読むことから始めていきましょう。取扱説明書なんて読んだことがないという方もいるかと思いますが、取扱説明書には機能の説明だけでなく、自宅でもできるメンテナンスの仕方について詳しく記載されています。

メンテナンスのスペースを確保する

次に、メンテナンスをするためのスペースがあるかどうかも重要なポイントです。自宅にガレージがあれば十分ですが、メンテナンスの内容によっては月極の駐車場でも十分にできる場合があります。その場合は、前後左右の車に対して配慮をすることが肝心です。

道具(工具)を準備する

メンテナンスの内容によっては、工具が必要になってくることがあります。軽い整備であれば、ナットを外すための工具(めがねレンチやソケット)を用意しておけば十分整備できるでしょう。

自宅でできるメンテナンスはこれ

家族で手洗い洗車

それでは、自宅でもできる軽めのメンテナンスについて確認をしていきます。ここでは8項目のメンテナンスを紹介します。

洗車やボディのワックスがけ

車の外装のお手入れも立派なメンテナンスです。ボディの汚れ落としや汚れをつきにくくするワックスがけは、塗装面の保護という名目のメンテナンスになります。定期的に行うようにしましょう。

ワイパーゴムやワイパーブレードの交換

ワイパーゴムやワイパーブレードの交換が、自宅でできるメンテナンスの基本のキです。最も安価で作業のしやすいメンテナンスといえます。ゴムのみ交換する場合でもブレードごと交換する場合でも、今装着されている長さが基本ですから、注意して部品選択をしましょう。

バッテリーの交換

以前はバッテリーの交換も自宅でできるメンテナンスでした。しかし、最近の車はコンピュータ制御でアイドリングストップを行っていることも多く、専用のコンピュータでリセット作業なども行う必要があるため、個人で行うには難しい作業となる場合もあります。

ボディの傷消し

ちょっとバンパーやボディをこすってしまった場合、傷を目立たなくする作業については簡易的なものであれば自宅で行うことも可能。プロのように、完璧に傷を消すには熟練した技が必要ですが、タッチアップなどは自分自身でも十分にできる作業です。

タイヤの空気圧調整

タイヤの空気圧点検はガソリンスタンドで行っているという人も多いと思いますが、道具さえあれば自宅でも可能です。シガーソケットから電力を供給するタイプのコンプレッサーを購入すれば、空気圧調整もできるようになります。

エアコンフィルターの交換

エアコンのにおいが気になる場合は、フィルター交換をしてみるのも一つの手です。国産車であれば、エアコンフィルターの交換はそれほど難しくありません。

ヘッドライトやテールランプのバルブ交換

ライトが電球切れを起こした場合、自分自身でも交換をすることができます。交換方法については取扱説明書に記載されていますので、参考にしながら慎重に作業をしてみましょう。注意点としては、電球の種類によっては整備工場に頼む必要があるということです。

タイヤの履き替え

夏タイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えも、自宅でできるメンテナンスのひとつ。車載のジャッキなどを使えばできますが、しっかりとしたナットの締め方をしなければなりません。タイヤナットの締め付けトルクには各メーカー・車種ごとに異なりますので、取扱説明書を確認し、トルクレンチを用いて規定トルクでナットを締めましょう。

プロに任せなければいけないメンテナンスを確認しよう

ボンネット内部

自宅でもできるメンテナンスと、プロに任せなければならないメンテナンスの線引きについて確認をしていきましょう。特に車について専門的な知識地技術が必要な部分となってきます。

エンジン回り

エンジン回りの整備についてはプロに任せた方が安心できる部分です。専門知識が必要なエンジンの載せ替えや、リフトなどの設備が必須な下回りの作業についてはプロの作業範囲です。

足回り

サスペンションやブレーキ周りといった制動に関する整備については、専門知識を有した整備士が行うことが必須となります。特にブレーキについて間違えて整備をすると大事故につながる恐れがあります。

プロにメンテナンスを頼む場合はどこにする?

車の整備工場

プロに愛車のメンテナンスをお願いする場合は、どこに頼めばいいのでしょうか。思い当たる場所としてディーラーや整備工場などが真っ先に出てくるかと思いますが、整備内容によってはカー用品店にも依頼可能です。また意外な場所かもしれませんが、設備が整っているガソリンスタンドでもメンテナンスをしてもらえます。まずはどういったお店が近隣にあるか調べてみましょう。

「自分でできる」ことと「プロに頼むこと」をはっきりと分けよう

自宅でできるメンテナンスは、主に失敗してもほとんど影響のないものです。しかし、作業をする自信がない場合は、プロに頼むということが必要不可欠となります。信頼できるお店を見つけて、安心したカーライフを送ってくださいね。

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