ドアハンドルの周りにひっかき傷ができる原因と補修方法

車に乗っていると、いつついたのかわからない傷ができることがあります。知らず知らずのうちに傷ついている場所の例として、ドアハンドルの周りについたひっかき傷が挙げられます。
ドアを開け閉めする時についてしまい、気づいたら傷だらけ…ということも珍しくありません。本記事ではドアハンドル周りのひっかき傷ができる原因と、自宅でもできる補修方法や防止策をご紹介します。

知らない間にできてしまうドアハンドル周りのひっかき傷

長い期間乗っている車でもそうでない車でも、状況によってはできてしまうのがドアハンドル周りのひっかき傷です。特に黒や青など色の濃い車に乗っていると、この傷が目立ってしまいます。
ドアハンドル周りに限らず、傷がついていることに一度気づいてしまうと余計に気になってしまうという方も多いかもしれません。

ドアハンドル周りにひっかき傷ができてしまう原因

それでは、なぜドアハンドル周りにひっかき傷ができてしまうのか、その原因を探っていきましょう。

爪による原因

ドアハンドルの構造上、どうしてもドアを開け閉めする時に爪がボディに引っかかってしまいます。これが繰り返されると自分の爪によってボディを傷つけてしまうのです。
爪が長い人だけ気をつければいいのでは、と思うかもしれませんが、爪の短い方でもひっかき傷をつけてしまうことは十分にありえます。

アクセサリーによる原因

指輪などのアクセサリーがボディに当たって傷ついてしまうということも珍しくありません。この場合はドアハンドル周りだけでなく、ドアハンドル自体にも小傷をつけてしまう恐れがあることを覚えておきましょう。

持ち物による原因

買い物などに行くと、手に荷物を持ったまま車のドアを開けることもあるでしょう。その際に荷物がボディに当たってひっかき傷や擦り傷をつけてしまうこともあります。
ドアを開け閉めする際は、少々面倒でも手に何も持っていない状態で行うことをおすすめします。

ドアハンドル周りのひっかき傷を直すにはどうすればいい?

ドアハンドル周りのひっかき傷に気づいたら、少しでも目立たなくしたいと思うでしょう。傷消しと聞くと車屋さんなどで直してもらうイメージがありますが、ここでは自宅でできる簡単な補修方法を2つご紹介します。

コンパウンドで磨く

ドアハンドル周りのひっかき傷は基本的にごく薄い傷ですので、軽く磨いてあげれば落ちる可能性が高いです。その際に用意するのは、カー用品店などで売っているコンパウンドとマイクロファイバーです。
米粒大のコンパウンドをマイクロファイバーにつけて傷がある箇所を磨くと、大半の傷は消えるでしょう。
購入するコンパウンドは、できるだけ目の細かいもので、黒など濃い色の場合は専用のものを買うようにしてください。

コーティングメンテナンス剤を使う

車にカーコーティングをかけて保護しているという場合は、前述したコンパウンドを使うとコーティング面まで落としてしまうのでおすすめできません。
コーティング施工車の場合は、コーティング専用のメンテナンス剤を塗布することで、メンテナンス剤に含まれたコーティングの成分が傷を埋めて目立たなくしてくれます。

ドアハンドル周りにひっかき傷をつけないためにはどうする?

愛車のドアを確認して、まだひっかき傷がないなら予防することも忘れずに行いましょう。ここではドアハンドル周りにひっかき傷をつけないようにする予防法をご紹介します。

ドアの開閉時に気をつける

そもそも、ドアを開け閉めする時に爪を引っかけないようにすれば傷はつきません。ドアの開閉時はいつもよりドアハンドルを浅く持てば、傷をつけるリスクを軽減できるでしょう。

傷をつけないための予防をする

ドアの開け方や閉め方を気にかけていても傷はつかない保証はありません。その場合には、物理的に予防策を練る必要があります。
1つ目の方法が、ボディコーティングを施工してもらうことです。車の塗装面に1枚厚い被膜を形成することで、仮に傷がついたとしてもすぐに補修できる状況を作ることができます。
コーティングをお店に頼む際は、ボディ全体の小傷を磨いて落としてもらってから施工してもらうと良いでしょう。

2つ目の方法としては、ドアハンドルプロテクターの貼り付けをすることが挙げられます。カー用品店やインターネット通販でプロテクターが売られていますので、購入し貼り付けましょう。
プロテクターは、透明なものもあればスタイリッシュなデザインなものもあります。また、車のサイズに合ったものを選択することも大事です。

車を傷つける前にコーティングなどで予防しよう!

屋外で車を使っている以上、車に傷がつくのは仕方のないことです。しかし、傷がつかないように予防したりコーティングをかけて塗装面を保護したりすることは重要です。
最寄りのガソリンスタンドなどでもカーコーティングを受け付けているので、一度相談に行ってみてはいかがでしょうか。

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