タイヤ交換

タイヤ交換をする際にあると便利なアイテム5選を紹介

寒い季節が近づくと、冬タイヤへの交換を考える人も多いでしょう。自分自身でタイヤ交換をしようとすると、意外と手間がかかるものです。ですが、道具を用意すれば作業も捗るようになります。
この記事では、タイヤ交換をする際にあると便利なアイテム5選を紹介します。これらを揃えれば自分でタイヤ交換を行うのも楽になるでしょう。

車載工具だけでは作業効率が悪い

レンチ

多くの車には、応急用タイヤを交換するために必要な、ジャッキとレンチが車載工具として搭載されています。しかし、あくまでもこれらの工具は応急用ですから簡易的なものです。実際にタイヤ交換をしようとした時、これらの工具でも作業はできますが、思いのほか時間がかかってしまうでしょう。
自分自身でタイヤ交換をするのであれば、効率的か負担を軽減できるようなアイテムを用意することをおすすめします。

油圧式ジャッキ

油圧式ジャッキ

車載されているジャッキは、パンタグラフジャッキと呼ばれるネジ式のジャッキです。タイヤ交換をする時にタイヤをジャッキアップしますが、パンタグラフジャッキだとその都度ジャッキをくるくると回すため、とても疲れます。その作業負担を少しでも軽減するためには、油圧式ジャッキの用意がおすすめです。ネジ式のジャッキと同じように手動でジャッキアップする必要はありますが、車を持ち上げるために必要な力を少なくすることができます。
油圧式ジャッキには車載工具と同じ形のパンタグラフのものもあれば、より強い力でジャッキアップできるフロアジャッキと呼ばれるものもあります。カー用品店などで購入することができますので、実物を見てどちらが使いやすいか見てみると良いでしょう。

クロスレンチ

クロスレンチ

タイヤをネジ留めしているナットを締めたり緩めたりするために必要な工具は、ジャッキと同様に車載されています。しかし、車載ジャッキはL字型のものも多く使い勝手が若干悪いとされています。
その点、クロスレンチは十時型になっており、ナットを締めたり緩めたりする際に力を入れやすい構造になっています。軽自動車や普通車に対応できるように複数のナットサイズにも対応しているので、2台以上車を保有している家庭でも使い回が可能です。
またクロスレンチを使うと、くるくると効率よくナットを回すことができるので、作業時間の短縮にもつながります。

輪止め

輪止め

最近のオートマチック車はギアをPに入れれば突然車が動き出すことが少なくはなっていますが、必ず動かないという保証はありません。そのため、突然車が動き出さないように輪止めを置きましょう。マニュアル車においてはギアがNに入っていると少しの傾斜であっても車が動き出してしまうので、必ず輪止めを置いて作業してください。
タイヤ交換は車をジャッキアップして作業するため、少しでも車が動いてしまうとジャッキが外れて車が地面に落下してしまう可能性があります。万一の時に備えておくことが必要です。輪止めはいずれか一輪を抑えるために使うので、1つ用意しましょう。もしない場合は、タイヤと同じサイズ感の木材やブロックなどでも代用可能です。
また、作業をする際に車が落ちないように、交換するタイヤもしくは「ウマ」と呼ばれるリジットラックを車体の下に置いて事故を防ぎましょう。

作業用グローブ

作業用グローブ

素手で作業をすると手が汚れるうえ、思わぬ怪我をする可能性もあるため、予防として手袋をつけることをおすすめします。
もっとも身近なものは軍手です。軍手は、滑り止めが付いているものの方が安心でしょう。ただ、軍手は生地が厚いため、手の感覚が若干鈍くなります。この状態が苦手という方は、薄手の作業用グローブを用意してください。軍手と比べるとコストは割高にはなりますが、素手でやっているような感覚で作業できます。

トルクレンチ

トルクレンチ

タイヤを留めているナットは、適切な力で締めてあげる必要があります。車の取扱説明書にも「適切なトルク値」が記載されていますので、それに合わせることで走行中の脱輪を防げます。適切なトルク値でナットを締めるためには、トルクレンチが必須です。
整備工場などで最後に「カチッ、カチッ」とタイヤのナットを締めている光景を見たことがあるかと思いますが、その時使っている工具がトルクレンチです。自分でタイヤ交換をするなら、必ず用意しましょう。
ナットを締める力は緩すぎてもキツすぎても事故につながります。適切なトルクでナットを締めてください。

タイヤ交換はお店に頼んだ方が負担が少ない

タイヤ交換をするappolostationのスタッフ

ここで紹介したアイテムを用意して自分でタイヤ交換をするとなると、かなりの負担になると考える方も少なくありません。
また、駐車場の構造によっては作業自体ができない可能性もありえます。それであればお店に頼んで作業をしてもらった方が良いでしょう。お店によって工賃は変わりますが、ホイール付きのタイヤを4本交換してもらうのであれば数千円程度の工賃で作業をしてもらえます。

タイヤ交換の相談はガソリンスタンドにしよう

タイヤ交換をするためだけにいつも行っているディーラーや自動車整備工場に頼むのは、ハードルが高いかもしれません。それであれば自宅の最寄りにある、いつも給油しているガソリンスタンドにお願いするのも一つの方法です。混雑状況にもよりますが、予約不要ですぐに作業をしてもらえることもあります。
ガソリンスタンドでは、様々なカーメンテに対応しており、国家資格を持つ整備士もいます。安心して作業をお願いできますので、タイヤ交換を頼む際は候補の一つに入れておくと良いでしょう。

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