車に乗っていると何かと気になるのが、窓ガラスの汚れです。ガラスが汚れていると視界が確保できないだけでなく、万一の時に事故にもつながるため危険です。
窓ガラスは外側だけでなく内側も意外と汚れていきます。
そこで今記事では、窓ガラスの正しい掃除方法をご紹介します。
車のフロントガラスは意外と汚れる
屋内に駐車していても屋外であっても、車を使っている以上窓ガラスはどうしても汚れてしまいます。特に汚れが目立つと感じるのは外気に晒されている外側ですが、内側も意外と汚れています。
外側の汚れだけではなく、内側の汚れについても気にしておきましょう。
窓ガラスが汚れるとどうなるの？
では車の窓ガラスが汚れてしまうとどのようなことが起こるのでしょう。ここでは、窓ガラスが汚れると起こりうる弊害についてご紹介します。
運転中の視界が悪くなる
第一に、運転中の視界の確保が難しくなります。これは内側も外側も同様ですが、汚れが付着しているとその部分の視界が悪くなります。
視界が悪いと車の外部からの情報を得にくくなり、緊急時の回避行動などにも支障が出てくるかもしれません。
内側が曇りやすくなる
意外と見えにくいですが、窓ガラスの内側も次第に汚れていきます。汚れをそのままにしていると、天候や気候によって汚れている部分が曇ってしまい、視界が悪くなっていきます。
窓ガラスはどうやって掃除する？
それでは実際に窓ガラスはどのように掃除していくのでしょう。外側と内側とでは掃除の仕方がやや異なりますので、それぞれ確認していきます。
外側は濡らしたタオルで掃除しよう
まずは窓ガラスの外側の掃除方法です。ガソリンスタンドなどで拭いてもらったりする方も多いと思いますが、基本的に濡らしたタオルで拭けば問題ありません。
汚れがひどい時は4つ折りにしたタオルで汚れを大まかに拭き取り、タオルの汚れていない面で仕上げ拭きをしましょう。虫の付着といったひどい汚れがある場合は、専用のクリーナーを使うと取り除きやすくなります。
内側の掃除方法
次は窓ガラスの内側の掃除方法です。外側とは違い、複数の工程に分かれています。
まずは固く絞ったタオルで水拭きをして窓全体の汚れを取り除きます。この工程だけでも綺麗にはなりますが、タオルについた水滴が拭き残しとなって残ることがありますので、乾いたタオルで乾拭きをしておくと光が当たった時などに吹き残しが気にならないでしょう。
また、車の中でタバコを吸う場合、タバコのヤニ汚れは意外と頑固です。上記で説明した水拭き→乾拭きの手順では綺麗になることは稀です。
市販されている窓ガラス用のクリーナーを使って汚れを落としたり、水を張ったバケツに食器用洗剤を数滴入れた溶剤を使ったりなどすると綺麗に汚れが取り除けます。
窓ガラスを拭いた後にダッシュボードやカーナビ周りなど汚れが気になる部分を拭き掃除すると、より車内が綺麗になるのでおすすめです。
窓ガラスを掃除するタイミングはいつ？
掃除方法がわかったところで、どのタイミングで窓ガラスを掃除すればいいのか疑問に感じる方もいるでしょう。ここでは、大まかな掃除のタイミングをご紹介します。
洗車のついで
車を定期的に洗車するという方は、洗車のタイミングで窓ガラスも合わせて掃除すると良いでしょう。
外側のガラスは洗車をすることで綺麗になりますので、内側もついでに掃除するとガラスの汚れが外側についているものなのか内側なのかということもよくわかります。
洗車をしなくても窓ガラスは定期的に掃除したほうがいい
あまり洗車をする機会がない、面倒だ、という方もいるかもしれません。外装を洗車しなくても、リスク回避のために窓ガラスだけでも掃除しておくことをおすすめします。
よく車に乗るという方は、ガソリンを入れるタイミングでガソリンスタンドにある窓拭き用のタオルを使って拭いたり、自宅の駐車場などで車に乗る前に拭いたりすることをおすすめします。
カー用品店などで窓ガラス用のウエットタオルなども売られていますので、利用するのもいいでしょう。
窓ガラスを掃除するのに必要なものはある？
窓ガラスを掃除する際に必要な道具を最後に紹介します。基本的に必要な道具はタオルを外側用で1枚、内側用2枚の合計3枚あれば十分です。そのほかであると効率的に進むのが、バケツです。
トランク内などに置いておくのであれば、折りたたみ式のバケツだと場所を取らないのでおすすめです。
また、頑固な汚れ用に窓ガラス用のクリーナーなどもあるといいでしょう。カー用品店などで数百円～千円ほどで購入できます。
窓ガラスが綺麗な状態を常に保って安心なドライブをしよう！
窓ガラスが汚れていると、視界が悪くなるなど安全面がよくありません。窓ガラスが綺麗だと、ドライブ中の景色をより楽しめるといったメリットも多々あります。
