車が汚れていると、良い気持ちはしないものです。定期的に洗車をしようと思ってはいても、天井が高い車だと手が届かずきれいに洗えないという方もいるでしょう。
この記事では、天井が高い車をきれいに洗車する方法や、手洗い洗車のコツなどをご紹介していきます。
背の高い車が増えてきている
最近は、多人数乗車できるミニバンだけでなく、コンパクトカーや軽自動車でも背の高い車が増えてきました。
平成の初期から2000年にかけては150cmくらいのセダン車が多く洗車もしやすかったですが、近年は居住性を高めた160～180cmクラスの車が占めてきています。
そのため、車をきれいにするのが大変と思う方も多いかもしれません。
天井が高い車をきれいに手洗いする方法は？
自宅などで天井の高い車を手洗い洗車する際、どうすれば隅々まできれいに洗うことができるのでしょう。ここでは、3つの方法を紹介していきます。
直接車に乗って洗う
車種によっては、車のどこかに直接乗って洗うと簡単かもしれません。
例えば、前輪や後輪の上に乗れば手の届きにくい場所を洗えますし、ミニバンなどの場合はスライドドアを開けてステップに乗れば手が届く範囲が広がります。
足場が不安定になることと、ドアを開けていると車内が濡れてしまう、という点には気を付けましょう。
踏み台などを使う
足場が不安定になるのであれば、脚立や洗車用の踏み台などを購入して洗車する方法が安全です。
高さが50cmくらいあって幅が広いタイプの踏み台があれば洗車の効率もぐんと上がりますし、何より車をきれいにすることができます。
ただし、洗車をしていない時は踏み台を収納するスペースが必要となりますので、スペースの確保が課題となるでしょう。
柄のついたスポンジを使う
踏み台が必要ないくらいの高さの車であれば、カー用品店などで持ち手がついたスポンジを購入する方法もあります。
手のひら一つ分くらい届かないといった場合には、最も低コストかつ収納場所にも困らない方法と言えます。
手洗い以外に方法はある？
自宅に水道がない、マンション等で洗うスペースがない、という方はどのように洗車をすれば良いのでしょう。具体的には2つの方法が考えられます。
洗車機を使う
コイン洗車場やセルフのガソリンスタンドなどに行くと、門型の洗車機が用意されていることがあります。洗車機を使えば、背の高い車であっても容易に車を洗うことができるでしょう。
洗ってもらう
洗車機の洗車に抵抗がある、という方は、洗車専門店やガソリンスタンドで手洗い洗車をしてもらうというのも一つの方法です。
洗車メニューによっても前後しますが、30分～1時間程度で車をきれいに洗車してもらえます。
どこで車を洗う？
前項で車を洗う場所を簡単に紹介しました。ここではどこで車を洗ってもらえるのか、自分で車を洗うにしてもどこで洗えば良いのか、ということを深掘りしていきます。
ディーラーなど整備工場
車を購入したり整備をお願いしたりしているディーラーや整備工場では、洗車サービスを行っているところもあります。
有料のサービスですが、最近は完全予約制のところもあるため、気が向いた時に洗ってもらうのは難しいかもしれません。
スケジュールが決まっているという方には、おすすめの方法です。
コイン洗車場
自分で車を洗いたい方は、近くのコイン洗車場に行くのも一つの方法です。
コイン洗車場では洗車機はもちろん、高圧洗浄機を備えているところもありますので、洗いたいメニューを選ぶことができます。ただし、混雑していることもあるので待ち時間も発生しやすいでしょう。
ガソリンスタンド
ガソリンを入れたついでに車を洗う、というのが最近主流になりつつあります。セルフ式の機械洗車を導入しているスタンドも多く、手洗い洗車のメニューを用意しているスタンドもあります。
予約制ではないため、ふらっと立ち寄った際に車をきれいにできるのでおすすめです。
タオルの貸し出しなども行っていますので、手ぶらで行けるのもポイントです。
車をきれいに洗車するためのコツは？
最後に、車を手洗い洗車する際のコツを簡単に紹介します。ご自身で車を洗う際のご参考にしてみてください。
水をたっぷり使う
洗車の基本は汚れを落とすことです。スポンジでボディをこする前に付着した埃や小石を洗い流さないと、余計な傷ができてしまいます。
上から下に洗う
洗車機を使うにしても手洗いにしても、洗い終わった後に残る水滴がボディのシミになることがあります。塗装面を痛めることに繋がってしまうため、水滴は残さずに拭き取りましょう。
洗車は車の基本的なメンテナンス！きれいな状態を保とう！
車を洗うことで、気分が良くなるだけでなく車のちょっとした変化にも気づくことができます。定期的に車をきれいにして、快適なカーライフを送りましょう。
