車をきれいな状態に保つことができる、カーコーティングを施工している人は多いです。しかし、コーティングは必要ないと思っている人もいるのが現状です。コーティングの効果はただ車をきれいにするということだけにとどまらず、様々なプラスの効果があります。
今記事では、カーコーティングの効果とその必要性、さらにコーティングを施工すべき人はどのような人なのかという点に言及して解説していきます。
カーコーティングの効果
はじめに、カーコーティングの効果について見ていきましょう。ここでは、4つの主だった効果について解説をしていきます。
塗装面の保護
ひとつ目は、ボディの塗装面を保護する効果です。外気には酸素以外の物質が含まれているので、少しずつ塗装面を傷つけています。さらに、太陽光に含まれる紫外線もまた、塗装面を劣化させる悪い効果をもたらします。
カーコーティングは塗装面の上に被膜を作るため、それを保護する効果をもたらすのです。
ボディの艶を保つ
カーコーティングの層にはボディの輝きを増加させる効果がある物質(ガラスなど)が含まれています。これによって、コーティングを施工したときのボディの艶感を長時間維持する効果をもたらします。
車に汚れを付きにくくする
カーコーティングの大きな役割のひとつとして挙げられるのが、「防汚性」です。コーティング成分に、水の弾き(撥水性)や水がボディからスーッと引いていく作用をもたらすもの(親水または疎水)を加えることで、水のはけを良くしています。
この効果はさらに「防汚効果」をもたらしているため、カーコーティングを施工していない状態と比べると、車の塗装面に汚れが付きにくくなります。
洗車の時間を短縮する
前述した水引きの良さや汚れにくくなる効果は、日頃のメンテナンスでもある洗車の時間を短縮する効果をもたらします。車が汚れにくいのであればボディをシャンプー等で洗う際の時間短縮にもつながりますし、水引きが良ければ拭き上げにかかる時間も短縮することが可能です。
カーコーティングの必要性は
カーコーティングの必要性は、前項で説明した4つの効果をもたらしてくれるということに裏付けられます。
車を保護するだけでなく、オーナーのメンテナンスの手間を省いてくれる画期的なカーメンテナンスということになります。
カーコーティングをすべき人
それではカーコーティングをすべき人はどういった人なのか、という点に言及していきたいと思います。ここでは、3つのパターンを紹介していきます。
こまめに洗車をしない人
まずは洗車の頻度が少ないという人です。洗車は、少なくとも1ヶ月に1回はした方が良いと言われています。しかし、それ以上の期間洗車をしないという場合であればカーコーティングをかけて汚れにくくするということもひとつの方法です。
自宅に洗車できる環境がない人
自宅が戸建てではないため、洗車をする場所を確保するのが難しいという人もいるかもしれません。そうなってしまうと頻繁に車は洗えないので、カーコーティングをかけて塗装面を保護する必要が出てくるでしょう。
洗車にかかる時間を極力短時間にしたい人
カーコーティングの効果は、洗車時の手間を軽減してくれることでもあります。頻繁に洗車はするが、少しでも時間を短縮したいという場合にはカーコーティングをかけるとその効果を体感することができるでしょう。
カーコーティングをする方法
それでは最後にカーコーティングはどうすればいいのか、という点を確認していきましょう。
自分でコーティングする
最も安価なのは、自分自身でコーティングをかけるということです。市販のワックスを買ってきて洗車をし、ワックスがけをすればかかる費用はワックス代のみとなります。ただし、効果が1ヶ月程度と短いので定期的な施工が必要となります。
コーティング専門店に依頼する
ふたつ目の方法は、コーティングを専門としている業者にコーティングを施工してもらうということです。かかる費用は高くなりますが、コーティングの持続性も高いので、長い目で見ればそれほど費用が高いとは感じないかもしれません。
ガソリンスタンドに依頼する
近所に専門店がないという場合は、近隣のガソリンスタンドに相談してみましょう。ガソリンスタンドがコーティングを施工できるスタッフがいる店舗になっている場合もあります。
何より気軽に話を聞きに行けたり相談できたりするのは、大きなポイントとなるでしょう。
車の塗装面を保護するためにもカーコーティングを施工しよう
車を頻繁に洗うことができない人や洗車の時間を短縮したい人などは、コーティングをかけるべきでしょう。カーコーティングを依頼するお店は様々ですが、普段利用しているガソリンスタンドでも対応してもらえるはずです。
次の給油の際に聞いてみるのもいいかもしれません。