大切な愛車をきれいな状態で乗り続けたいという方が行うのが、ボディのコーティングです。
コーティングをかけることで汚れが落としやすくなったり、水はじきがよくなったり、ボディの塗装面の光沢が維持できたりと様々な効果が期待できます。
コーティングをかけたらその効果をより持続させるためにも、メンテナンスをすることが重要です。しかし、そのことを知らないという方も少なくはありません。
今記事では、コーティングをかけた後にするべきメンテナンス方法や、その判断基準について解説していきます。
コーティングをかけたら終わりではない
多くの人たちは、高額なボディコーティングをかけたらそれで満足してしまいがちです。しかし、コーティングをかけたからといってそれで永久に効果が持続するというのは大きな間違いと言えます。
コーティングはあくまでもボディにより厚い層を塗っただけというものが大半です。
しっかりとアフターケアをしてあげないとコーティングをかけた意味がなくなってしまいます。
コーティングを長持ちさせる正しいメンテナンス方法はこれ
それでは、コーティングをかけた後に行っておきたいメンテナンス法について紹介していきます。ここで紹介する3つの方法を守れば、コーティングの効果がより長続きしていくことでしょう。
こまめな洗車をすること
コーティングのメンテナンスにおける基本中の基本は、洗車です。これはコーティングをかけていようがかけていまいが必須のメンテナンスです。
最低でも1ヶ月に1回は洗車をするようにしましょう。コーティング面の上に付着した汚れをこまめに落としてあげることによって、コーティング面が傷みにくくなります。
メンテナンスキットを正しく使う
こまめに洗車をしていたとしても、コーティングは劣化していきます。ディーラーやお店などでコーティングを施工してもらった場合は、専用のメンテナンスキットが付属しているということも多いです。
メンテナンスキットには、専用のシャンプーやクリーナーなどが付属しています。
水はじきといったコーティングの効果が薄れていった時にクリーナーなどを使用すると、コーティング施工時とほぼ同じレベルまで改善できるでしょう。
お店で点検をしてもらう
コーティングの内容によっては、定期的（1年に1回）にコーティングを施工してもらったお店などで有料メンテナンスを行ってもらえるものもあります。
専門のスタッフに塗装面の状況を確認してもらい、汚れ落としやコーティングの再施工をしてもらうことで、よりコーティングの効果を実感できるでしょう。
コーティングのメンテナンスが必要となる時期は
それでは、コーティングのメンテナンスを行う必要が生じてくるタイミングについて確認をしていきましょう。ここで紹介する3つの予兆が見られた場合は、速やかにメンテナンスを行うようにしてください。
コーティングから一定期間が経過した場合
まずはコーティングをかけてから1年程度経過した場合は、メンテナンスをした方がいいでしょう。
車の使用状況や保管状況によっては、3ヶ月ないしは半年に1回はメンテナンスをしてあげた方がいいこともあります。
洗車しても落ちないシミができた場合
車を洗った際、ポツポツとした水シミ（ウォータースポット）ができた場合はメンテナンスをしましょう。この場合は自分自身でシミを取るのは難しいので、お店にメンテナンスを依頼した方が無難です。
水はじきが悪くなった時
コーティング面が劣化してくると、光沢感や水はじきが悪くなってくる傾向が見られます。そういった際にはコーティング面をメンテナンスすることによって、効果の回復が見込まれます。
付属のメンテナンスクリーナーなどを使用しましょう。
コーティングのメンテナンスはどこでしてもらう？
コーティングの効果を持続させるために行うメンテナンスは、基本的にコーティングを施工してもらったお店に依頼することになります。
引っ越しなどで遠方になってしまったなど、物理的に依頼するのが難しい場合は近隣のお店に相談してみるといいでしょう。
その際に候補として検討したいのがガソリンスタンドです。全てのお店ということではありませんが、コーティング専門のスタッフが常駐しているスタンドもありますので、給油のついでに相談してみることをおすすめします。
コーティングのメンテナンスにかかる費用は？
最後にコーティングのメンテナンス費用の目安について確認していきます。
依頼するお店や依頼する内容（水アカ落としやコーティング再施工など）によって費用は大きく変動しますが、最低でも1万円はかかってくるでしょう。
車の大きさによっても費用は変わるため、ミニバンなどでは5万円以上かかる可能性もあります。メンテナンスを依頼するお店に問い合わせてみてください。
コーティングのメンテナンスはお店に依頼しよう
大切な愛車をより長い期間きれいな状態で乗り続けるためには、コーティングの施工と定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
プロに依頼することで、確実かつ安心できるメンテナンスメニューを提案してくれるでしょう。
