ブレーキランプ・テールランプが切れたらどうする?交換方法や罰金について解説

ブレーキランプやテールランプに使用される電球には寿命があるため、車に長い間乗っていると切れてしまうことも珍しくありません。

ヘッドライトやウインカーであればわかりやすいのですが、ブレーキランプやテールランプは後ろについているので、知らない間に切れていたという人も多いでしょう。ここではブレーキランプやテールランプが切れた時の確認法や交換方法を、今回はご紹介します。

ブレーキランプ・テールランプ切れを確認する方法

ここではブレーキランプやテールランプが切れているかどうかを確認する方法を紹介します。簡単に確認できる方法ばかりですので気になる方はぜひ試してみてください。

目視で誰かに確認してもらう

もっとも簡単な方法として点灯しているかどうかを目視で確認する方法があります。ブレーキランプやテールランプはブレーキを踏んでいないと光らないため、運転席から点灯させている状態で誰かに見てもらう方法が確実です。
テールランプはブレーキを踏んでいなくとも点灯しているものと思います。夜間にヘッドライトを点灯していればテールランプも点灯し、ブレーキランプについてはヘッドライトの点灯していない昼間であってもブレーキを踏めば点灯するものかと思います。この為、テールランプを確認する方法はヘッドライトを点灯させ、ブレーキランプを確認するにはブレーキを踏む必要があると思われます。当方の認識違いの場合はご容赦ください。ご確認をお願い致します。

鏡やガラスに反射させて確認する方法

一人で確認する方法として「反射した光を見る」やり方があげられます。これは駐車場の壁や窓ガラス、鏡などに光を反射させて確認する方法です。具体的な方法は、壁などに映っている車の後ろ側をルームミラーやサイドミラーで確認してブレーキランプが正しく点灯するか確認します。場所は限られますが、一人でも確認できるので手軽な方法です。

一部の車種は警告してくれる

一部の車種にはランプ切れを知らせる警告灯を搭載しているものもあります。この機能は一目で確認できるので便利ですが、すべての車には搭載されているわけではないので注意しましょう。機能の有無は車の取り扱い説明書でも確認できます。

ブレーキランプ・テールランプの交換方法は?

確認した際にランプが切れている場合は交換が必要です。ここではブレーキランプの交換方法を紹介します。ランプ切れは突然起こりやすいトラブルなので、もしもの際に備えて確認しておきましょう。

使用するランプが電球だった場合の交換方法

多くの車に装着されているブレーキランプやテールランプの電球は、一般的に使用されるタイプと同じ仕組みです。そのため、コツさえつかめば自分で交換することもできるでしょう。

詳細な交換方法は車種によって異なりますが、基本的にはブレーキランプのユニットを取り外して交換する方法が一般的です。ほかにもラゲッジスペース(トランク)の内装をはがして交換する方法もあります。交換方法は車の取り扱い説明書にも記載されているので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

電球以外の場合の交換方法

最近の車は電球ではなくLEDを採用しているものもあります。LEDが切れることはめったにありませんが、交換するのであれば、ランプのユニットごと交換する必要があります。電球とは交換方法が異なるため、交換したいのであれば購入店や整備工場に相談しましょう。

ブレーキランプ・テールランプが切れたら違反となる

ブレーキランプやテールランプが切れたまま公道を走行すると交通違反として扱われます。ここでは違反の内容やペナルティについて紹介します。自身や周囲の安全にもつながるので確認してみてください。

違反の内容

ブレーキランプやテールランプが切れたまま走行することは、「整備不良(尾灯等)」として交通違反となります。「後面の2か所に赤色の灯火をつけること」は、「道路運送車両の保安基準」として国土交通省で定められているため、どんな車に乗っていても基本的に守ることがドライバーの義務です。

反則金が科せられる

整備不良で違反となると反則金が課せられます。反則金は車種によって異なりますが、普通車ですと7,000円の支払いが必要です。どんな事情があっても違反として扱われるため、ブレーキランプ切れを確認したらすぐに交換しましょう。

免許の違反点数も累積される

整備不良の違反は反則金の支払いだけでなく、違反点数が1点累積されます。大きな点数ではないと思う人もいるかもしれませんが、既に累積点数が貯まっている場合は、免許停止などの処分を受ける可能性もあります。

外出先でブレーキランプ・テールランプが切れているのを確認したらどうする?

外出時にブレーキランプやテールランプが切れるケースは珍しいことではありません。ここでは実際にテールランプが切れてしまった際の対処法をご紹介します。いざという時のために確認しておきましょう。

近くのディーラーや自動車整備工場に行く

近くに車を見てもらえる場所がある場合は、すぐに交換を依頼しましょう。同じメーカーのディーラーであれば在庫を確保していることがほとんどなので、その場で交換できます。

カー用品店に行く

カー用品店が近くにある場合はそこで部品を調達するのも方法です。場合によってはピットサービスを利用してその場で交換してもらうことができます。ただし適合する電球の在庫がない場合もあるため、注意しましょう。

ガソリンスタンドへ行く

普段利用するガソリンスタンドでも簡易的な修理であれば受け付けてくれます。電球の交換も受け付けてくれる場合がほとんどですので、自分で交換するのが不安な方はお願いしてみてはいかがでしょうか

ブレーキランプ・テールランプ切れを確認したら即座に対応をしよう

ブレーキランプやテールランプが切れていていると交通違反になるだけでなく、安全にも影響を与えます。突然切れることも珍しくないため、慌てないように日ごろからチェックしておきましょう。電球の交換はプロにもお任せできるので、気になる人は気軽に問いあわせてみてください。

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