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車検を受けるときに荷物をどうする??車検前の準備についても教えます

乗用車の車検は新車登録から初回の検査が3年間で、以降は車齢にかかわらず2年に1度という頻度のため、直前になって「何を準備すればよいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。特に、車内に積んだ荷物をどうすべきか迷う方も少なくありません。この記事では、車検前に荷物をどう扱うべきか、さらに準備しておきたいポイントについて詳しく解説します。

車の中に荷物が入っていますか?

荷台に荷物を乗せた車

皆さんの車には、多かれ少なかれ私物が荷物として積まれていることでしょう。中には趣味で使う道具をラゲッジスペースに積んだまま、という方もいるかもしれません。これらの荷物は車検の時にどうすれば良いのでしょう。

車検時に荷物が入っていると不合格になるケースがある

グローブボックス

前段で書いたような荷物は、原則的に全て下ろした状態で車検を受ける必要があります。しかし、細かなものまで全て下ろすとなると大変な労力がかかります。そのため、サングラスやティッシュボックス、ガソリンスタンドの会員カードなど細かなものは車検時に車に残っていても問題ありません。
しかし、重量があるものを積んだままにしていると車検で問題となる場合があります。これは車検のルールの一つである「空車状態に運転者1名が乗車した状態」にしておくということからきています。厳密にいうと、運転者1名分(=約55kg)までならOKということです。

車検の時にあっても良い荷物、ダメな荷物

はてなマークと男性

前段では最大55kgまでならルール上は問題ないと説明しましたが、必ずしもそこまで積んでおいて良い、というわけではありません。実際に積んでおいても大丈夫なもの、逆にそうでないものは何になるのか、ということを詳しく見ていきましょう。

例として挙げられるのは、ティッシュボックスやお守りといった小物類です。また、大きなものでも軽量なもの、例えばぬいぐるみなども車内に残っていても検査上は問題ありません。しかし、ぬいぐるみをフロントのダッシュボードに載せている人は車検で視界不良とみなされ不合格となる場合もありますので、撤去しておいたほうが無難です。車内の小物入れに入っているものについては、残っていても問題はありません。

一方で重量のあるもの、ベビーカーやゴルフバッグといった大きな荷物は車検前に下ろしておいたほうが良いでしょう。車検に合格するような総重量であっても、車検の作業の妨げになるような荷物は下ろしておくのがマナーです。
特にラゲッジスペースに荷物を多く載せていると、作業の邪魔になります。一部車種ではラゲッジスペースの中にスペアタイヤやパンク修理キット、バッテリーが搭載されていることもありますので、ラゲッジスペースはできるだけ空の状態にしておきましょう。
荷物が載ったまま車検に出すと、作業している整備士が載せ下ろしの作業をすることになります。その際に破損・紛失の恐れもありますので、大切なものは載せたまま作業に出さないことをおすすめします。

さらに現金やETCカードといった貴重品についても同様に、紛失や盗難の恐れもありますので車検で車を預ける際は下ろしましょう。

荷物を下ろす以外に車検前の準備はある?

車を車検で預ける前に必要な作業は荷物を下ろすことだけではありません。ここでは、車検前の準備を4点紹介します。

必要書類を確認する

車検では、車検証や自賠責保険の証券が必要になります。いずれも車検証入れに入ってグローブボックスに入っているのが基本となっていますが、念のためあるか確認しておくと良いでしょう。

自動車税の納税証明書の提示が必要か確認する

毎年4月〜6月にかけて納税した自動車税(軽自動車税)の納税証明書がある場合は、用意しておきましょう。最近は納税情報が電子化されているので必ずしも必要ではありませんが、納税のタイミングによってはデータが反映されていないこともあり得ます。自治体によって異なる場合があるため、提示が必要かどうか事前に確認しておきましょう。

諸費用は現金で用意する

車検で車を預ける際、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代は事前に支払う必要があります。こちらの費用については原則的に車検で預ける業者が立て替えることができないため、現金で用意しておく必要があります。

その他に必要なものはある?

車検時の点検作業で必要となる道具があれば事前に用意しましょう。例えば、ホイールの盗難防止に利用されているホイールロックナットなどです。

車検はどこで受けるのが良い?

点検するapollostationスタッフ

最後に、車検の作業をどこでお願いするのが良いのか、ということを考えていきましょう。

カーディーラー

車の整備と聞くと、カーディーラーが真っ先に挙がる人も多いでしょう。ディーラーはそのメーカーの整備ノウハウが豊富なので、安心して整備を頼むことができます。

自動車整備工場

さまざまな車種の整備をしているので経験が豊富で、かつ費用がディーラーよりも安価になりやすい傾向です。

カー用品店や車検専門店

カー用品店や車検専門店は取り扱い部品も豊富かつ、プランによっては費用を抑えることができます。

ガソリンスタンド

日頃から給油や洗車で利用しているガソリンスタンドでも車検を依頼することができます。大規模なスタンドだと敷地内などに陸運局の指定を受けた工場を併設している場合もあり、即日で車検を完了することができる場合もあります。また、車検入庫でガソリン代の値引きを一定期間受けられるところもありますので、比較検討する際の候補にしても良いでしょう。

車検は特典があるガソリンスタンドに頼もう

ガソリンスタンドは街中にいくつもあり、さまざまな特典を受けられる場合もあります。アプリ利用でクーポンをもらえたりもしますので、車検を受ける前にはガソリンスタンドを検討してみるのも良いでしょう。

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