1本だけタイヤ交換をしても問題ない?パンクの予防方法や原因についても紹介

車を保有していると知らない間にタイヤが1本パンクしてしまった、ということがあります。パンク修理すればそのまま使えるものもあれば、タイヤ交換をしないといけない状況になることもあります。
その際、タイヤを1本だけ交換しても問題ないのか気になる方もいるでしょう。そこでこの記事では、パンクしたタイヤを交換する際の豆知識とパンクの予防法などを解説します。

1本だけタイヤ交換できるかどうかはケースバイケース

結論から言うと、パンクしたタイヤを交換する際に1本だけ交換しても問題ないかどうかはその状況によります。
タイヤがパンクした状況もそうですが、パンクしていない残った3本のタイヤの状況によって変わってきます。詳しい理由は以下の段落で解説しますが、その状況で判断されるということは覚えておきましょう。

1本だけタイヤ交換しても大丈夫なケース

タイヤ交換が必要になった時、1本だけ交換しても問題ないケースについて解説します。
まずパンクしていないタイヤ、例えば右前のタイヤがパンクしたとしたら左前のタイヤがどういう状態なのか、確認する必要があります。
タイヤを確認してみて、まだ新しかったり溝が十分に残っていたりする場合は1本だけ交換しても何ら問題ありません。

タイヤを2本~4本交換した方がいいケース

次に、パンクしてダメになったタイヤ、その対に位置しているタイヤだけでなく全てのタイヤを交換した方がいい2つのケースについてみていきます。
1つ目のケースは、タイヤが摩耗している場合です。残りのタイヤの溝が半分以下になっている場合、1本だけ新品にしてしまうとアンバランスになってしまいます。
3本のタイヤの状況にもよりますが、少なくとも2本は交換した方がバランスは良くなります。

もう1つのケースは、タイヤが古い場合です。タイヤの寿命は、保管状況にもよりますが4~5年程度と言われています。パンクしたタイヤだけを交換してしまうと、残り3本との劣化具合が大きく変わってしまいます。タイヤ交換が必要となった場合は費用がかかりますが、全て交換するのも一つの方法です。

タイヤがパンクしてしまう原因とは

そもそもなぜタイヤがパンクしてしまったのか、原因を考えてみましょう。

1つ目の原因は、釘など路上にある異物を踏んだことによるパンクです。これは、回避するのはなかなか難しいでしょう。
2つ目に考えられる原因は、自らの運転ミスによるものです。カーブを曲がる際に縁石にタイヤをぶつけてしまった、段差を乗り越えたり降りたりする際に勢い余ってタイヤにダメージを与えてしまった可能性が考えられます。
3つ目はタイヤに入っている空気が少なすぎる、あるいは多すぎる場合です。後述する方法をもとにチェックしてみましょう。

タイヤのパンクを予防する方法

それでは、タイヤがパンクしないためにどうすれば良いのでしょう。

定期的にタイヤを目視確認

タイヤがひび割れしていたり劣化したりしている状況でも、パンクすることがあります。タイヤに異変がないか見ることも大切ですが、劣化状況も見るようにしましょう。
車の周囲を一周まわってみて、1本だけタイヤの様子がおかしかったらパンクを疑ってください。

空気圧チェックを行う

毎月1回は、タイヤの空気圧が適切かどうかチェックしましょう。自宅で確認するのが難しい場合は、ガソリンスタンドなどにおいてある空気圧チェッカーを活用してください。

運転に注意する

カーブを曲がる時など、運転時に気をつけるだけでタイヤがパンクする危険性を少なくすることができます。焦らず余裕を持って運転するようにしましょう。

タイヤがパンクしてしまっても交換しなくても済む場合も

仮にタイヤがパンクしてしまっても、交換せずにパンク修理だけで済むこともあります。どういう状況であれば交換しなくて済むのか、確認してみましょう。

パンクしてから時間が経っていない

何らかの原因でタイヤがパンクして時間が経過していないのなら、修理で対応することが可能です。また、タイヤがパンクしてからあまり走行していないことも条件となります。

パンクした場所が接地面

釘などを踏んだ場合、タイヤが地面に接する部分に刺さっていたら、その穴を塞ぐことで交換を免れます。タイヤのサイド部分に釘などが刺さっていなければパンク修理で対応できるでしょう。

そのタイヤで初めてのパンク

タイヤがパンクしている原因が複数箇所ある場合は、パンク修理ができたとしても安全性が担保できません。しかし、パンクしたのが1回目の場合は修理で対応できる場合があります。

タイヤがパンクしたらどうする?

タイヤのパンクに気づいた場合、どのように対応すればいいのでしょうか。2つの方法をご紹介します。

最寄りのガソリンスタンドに自走する

タイヤの空気が完全に抜けていないのであれば、数km程度なら自走しても問題ない可能性が高いので、まずは最寄りのガソリンスタンドまで車を走らせましょう。運転に不安がある場合は、その場から動かずに救援を求めたり、スペアタイヤに交換したりするなどの対策をとることをおすすめします。

無理せずロードサービスを頼む

パンクしたのが高速道路であったり、パンク修理キットやスペアタイヤがなかったりする場合は、路肩に車を停めて、JAFや加入している自動車保険などのロードサービスに救援を依頼しましょう。とにかく無理はしないようにしてください。

ガソリンスタンドではタイヤ交換もパンク修理も対応している

ガソリンスタンドは、給油や洗車をする場所というイメージがあるかもしれません。しかし、実際はタイヤのトラブルを解決することができる設備や道具が揃っています。タイヤに異変を感じたら、まずは最寄りのガソリンスタンドに駆け込むようにしましょう。

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