愛車のお手入れとして洗車をするかと思いますが、意外と忘れられがちなのが車内の掃除です。外装だけでなく、車内も常にキレイな状態を保っておきたいところです。
そこで本記事では、車内清掃をする場所や正しい掃除法を紹介します。
車内清掃はどこをキレイにすれば良いの?
いくら車内をキレイにしようと思っても、どこを掃除すればいいのか分からないという方もいるでしょう。ここでは、車内清掃をする際にやっておきたい場所を3ヶ所ピックアップしました。
フロアマットなど床の部分
車の中には基本的に土足で入りますので、靴の裏についた砂などが車内の床部分に入り込んでしまい、見た目も汚くなってしまいます。
車内清掃をするにあたり、まずは目につく範囲の床部分をキレイにするところから始めましょう。マットを敷いている場合はそれを取り外すことも忘れないようにしてください。
ダッシュボードなどの内装部分
ドアを開け閉めする際や走行中に窓を開けていると、ホコリが車内に入り込んでダッシュボードなどの内装部品も汚してしまいます。ここも忘れずに掃除しましょう。
窓ガラス(内窓)
窓ガラスが汚れていると視界が悪くなるので、定期的に汚れを拭き取りましょう。キレイな状態を保っておくことで内窓の曇りも抑制できます。
車内清掃の正しい順番はある?
床と内装、窓ガラスを掃除することは分かっても、どの順番で行えば良いか疑問に感じる方も多いかもしれません。順番としては最初にフロアマットを外し、上から下に掃除していくのが一般的です。
床部分を掃除する時の正しい流れと注意点
ここからは、具体的な掃除の流れと注意点を確認していきましょう。まずは床を掃除する際のポイントを確認していきます。
マットを外して掃除する
最初に、外せるものを外すところから始めていきます。フロアマットを外し、マットに付着した汚れなどをキレイにしてください。掃除機や洗車場にあるマット洗浄機を使うと、よりキレイになります。
掃除機で床をキレイにする
マットを外すと、床に砂利などが多く転がっていることがあります。
ホウキなどで地道にキレイにしていくことも一つの方法ですが、掃除機を活用すると時間の短縮にもなり、よりキレイにすることができます。家庭用の掃除機はもちろん、洗車場にある掃除機を使うのもおすすめです。
(番外編)マットの種類によって掃除の仕方を変える
車に敷いてあるフロアマットは、車種によって素材が異なります。
乗用車の場合は基本的に布地のマットですが、商用車などの場合はゴム製のマットを使っている場合もあります。布地であれば前述の掃除機がベターですが、ゴムの場合は水洗いするとよりキレイになるでしょう。
内装部分を掃除する時の正しい流れと注意点
次に、内装部分の掃除方法を確認していきます。基本的には家の掃除に近しい流れとなりますが、改めておさらいしてみましょう。
ホコリを落とす
まず、部品についたホコリや糸くずを取り除くことから始めていきます。ハンディモップでホコリを取り除くのもいいでしょう。
また、洗車場にある一部の掃除機にはエアブローもついていますので、それを使って吹き飛ばす方法もあります。
汚れを拭き取る
内装部品の掃除は基本的に水拭きをすればキレイになりますが、ジュースなどをこぼした形跡がある場合は専用のクリーナーを塗布することでよりキレイにすることができます。
クリーナーがない場合は、少量の中性洗剤(食器洗剤など)を混ぜた水で拭き取るのも効果的です。
窓ガラスを水拭きする時の正しい流れと注意点
最後に、窓ガラスを掃除する時の流れと注意点を確認してみましょう。意外と知らない方法もあるかもしれませんので、目を通してみてください。
まずは水拭き
汚れ落としの基本は、内装と同様の水拭きです。砂埃などの汚れも水拭きをすればキレイになります。
頑固な汚れにはクリーナーを使う
車内でタバコを吸うと、ヤニ汚れがこびりついてしまうこともあります。そういった場合は水拭きだとキレイにすることが難しいので、ガラス用のクリーナーを使うことをおすすめします。
クリーナーが手元にない場合は、内装の項でも紹介した食器洗剤などを少量混ぜた水で拭き取るのもいいでしょう。
水が乾く前に乾拭きする
水拭きをしたままにしておくと、拭いた後の筋が残ってしまい余計に視界不良になることもあります。それを防ぐために、水拭き後、ガラスが乾く前に乾拭きをして仕上げをするようにしましょう。
(番外編)窓ガラスをキレイに拭くためのコツ
どう頑張ってもキレイにガラスを拭けないという方は、以下の方法を試してみてください。
① 円を描くように拭くのではなく、直線で拭く。
② 端から端に拭く。
③ 縦拭きではなく横拭きにする(拭き跡が目立ちにくくなります)
車内をキレイに保って快適なドライブをしよう!
車の中をキレイにしておけば運転中の気分が晴れやかになるだけでなく、視界がクリアになってより安全運転できるなどのプラスアルファの要素も発生します。車内も定期的にキレイにしてみましょう。