自分で車を洗おうとした時、何が必要なのか、また揃えるにしてもどのような選び方をすれば良いのかわからない人もいるでしょう。洗車をするには、最低でも5つの用品が必要です。この記事ではその5つを紹介し、正しい使い方などを解説していきます。
洗車に必要な道具5選と選び方を紹介

まずは、洗車をするために必要な5つの道具をご紹介します。どのようなものを選べば良いのか、ポイントもあわせて確認していきましょう。
ホース
車を洗う時、蛇口から車までの距離があると水をかけるのが大変なので、ホースを用意しましょう。ホームセンターやカー用品店、インターネットショッピングではさまざまな種類のホースが売られています。
まずは、愛車全体に水をかけられるように、15m以上のホースを買うと良いでしょう。洗車後に収納することを考えて、巻き取れるホースリール付きのものや伸縮性のあるものがおすすめです。さらにシャワーヘッドが付いているものであれば、洗車の効率が上がります。
バケツ
水を汲んで貯めておけるバケツを用意しましょう。洗車用として踏み台としても使えるバケツが売られていますが、一般的なバケツでも問題ありません。シャンプー洗車をする際に、シャンプー液を入れておいたりスポンジを洗ったりするために使います。
スポンジ
スポンジは、車を洗う時に必須です。ボディに優しい洗車用のスポンジを用意しましょう。手で直接持って洗うものや、高いところが洗いやすくなる柄や持ち手の付いたものなど、色々なものが売られています。どちらも使い勝手は良いので、自分に合ったものを選ぶようにしてください。迷った場合は、洗車用の直接持つタイプを用意しておけば大丈夫です。
タオル
車を洗った後に水滴をそのままにしておくと、汚れがつきやすくなったり水垢になったりしますので、タオルを使ってきれいに拭き取りましょう。洗車用のマイクロファイバークロスが、ボディに傷をつけにくいため、おすすめです。
シャンプー
基本は水洗いをすれば汚れを落とすことができますが、水垢や走行中に虫がついてしまった場合などは水洗いでは落とせないこともあります。そのような時には、カーシャンプーを使います。カーシャンプーには、濃色専用や撥水効果がついたものなど、さまざまな種類があります。ご自身の車や用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
洗車用品の正しい使い方

ここからは、洗車用品の正しい使い方を紹介します。
ホースは目いっぱい引き出す
ホースリールに巻かれたホースを使って洗車する時は、まずは巻き取られたホースを全部引き出してから使いましょう。そうすることで、車を洗いながら長さが足りずにまた引き出しに行くという動作をする必要がなくなります。
ホースを引っ張った時にホースリールが車に当たって傷がつかないように、少し離れた場所に置いておきましょう。
バケツは2つ用意する
シャンプー液を作っておくためにバケツが必要ですが、車を洗ったスポンジの汚れを落とすためにもう一つバケツを用意しておくと効率的です。
ホースから水を出してスポンジをその都度洗うという工程であればバケツ1つでも対応できますが、効率を考えるのならバケツが2つあった方が良いでしょう。シャンプー液をつけて車を洗った後にスポンジを水洗い、その後またシャンプー液で浸す、という作業をするときれいに車を洗えます。
スポンジも2つ以上用意しよう
いくら水でボディを流したとしても、下回りには巻き上げた砂利などが残ってしまうでしょう。それをスポンジで洗うと、スポンジに砂利が入り込んでしまいます。そのスポンジで車の上部を洗うと、砂利によって引っ掻き傷ができてしまうこともあります。これを避けるために、「ボディ上部用」と「下回り用」の2つのスポンジを用意しましょう。
タオルを使い分ける
拭き上げ用のタオル1枚で車全体を拭かず、複数枚を使い分けましょう。例えば、ボディ表面の水を拭き上げる用、ドアの内側用、ホイール用、室内用などに分けるときれいに仕上げることができます。
シャンプーは専用品を用意しよう
車に合ったシャンプーを選びたくても、カー用品店などに行くとさまざまな種類のシャンプーが売っているため、悩んでしまうかもしれません。コーティングをかけているなら「コーティング用」、黒など色の濃い車だったら「濃色用」、ワックスも同時にかけたいなら「撥水効果付き」などを選ぶようにしましょう。
「傷消し効果」のあるシャンプーは磨き成分が入っているので、コーティングをかけた車には使うのはNGです。
ほかに持っていると便利な洗車道具はある?

ここで紹介した洗車グッズはあくまでも基本的なものです。より洗車を快適にするのであれば、背の高い車でも洗いやすくなる「脚立」を用意する、拭き上げの時間短縮をしたいなら「ブロアー」を導入する、細かいところやホイールも洗いたいなら「ブラシ」を買ったりしましょう。
カー用品店などには便利な洗車グッズが数多く売られています。少しずつ増やして洗車を快適にしましょう。
自宅に洗うスペースがない場合はどうする?

洗車用品を用意する前に、自宅や近くに車を洗うスペースがあるか確認しましょう。もしないなら近所にコイン洗車場や洗車用のレンタルスペースがあるか見ておくのも一つの方法です。
そのような場所がないなら、ガソリンスタンドを利用するのも検討しましょう。ガソリンスタンドではコイン洗車機を用意しているところや、自分で手洗いするためのスペースを設けているところもあります。洗車グッズを用意する前に、洗車できるスポットを事前にチェックしましょう。
給油のついでにガソリンスタンドで車を洗おう
ガソリンスタンドは、給油をするだけの場所ではありません。特に洗車については設備が整っているところもあるので、使い勝手が良い場合があります。洗車だけでガソリンスタンドを使っても何ら問題ありませんので、気軽に行って車を洗いましょう。